日本海の湿気を帯びた空気が流れる秋田の風土は、四季による環境の変化が明確で、季節ごとに温度、湿度の差が激しいという特徴を持っています。
 秋田の風土と、秋田の住まいということを考えた場合、一般にいわれる「高気密住宅」が果たしてベストなのか。一抹の疑問を感じざるを得ません。
 地震や台風などの経験からお分かりのように、長年の間に建物は振動を受けることもありますし、動揺することもあります。
 高気密住宅の場合、建てはじめはしっかりと気密化していても、時を経ればいつしか隙間も生じ気密性が低下し、またそこに付加がかかるという現象も発生します。

見えない部分の柱四寸や梁等をはじめ小割材には、なるべく無垢材を使用。見える部分の床等にも、できるだけ厚い無垢材を使用しています。

1)調湿効果
2)建物全体の保温性
3)構造強化(限界体力の向上)
4)最終リサイクルが可能(CO2削減)
5)木材の墨付け加工による大工職人の技能力維持向上


壁内通気
1)基礎廻り(床下通気)
2)外壁廻り(通気工法)
3)小屋裏廻り(屋根・天井)
室内換気
1)機械換気(水廻り居室他)※シックハウス対策
2)自然換気(プッシュ式)
3)窓(風の流れを考えた配置自然光を活かした大きさ)

1)空気の流れで“よどみ”を防ぐことにより
 乾燥状態を保ち、建物の寿命を延伸
2)化学物質等の排出効果


断熱材
1)床・天井・壁/屋根直下等用途に合った密度の高い断熱材できっちり施工
床暖房
1)床・土間/FF暖房 床には薄めの無垢材を使用

1)無垢の木材は保温と調湿効果に優れ、家全体が程よく暖まる


森川建築事務所の建物は、住宅保証機構審査による10年保証住宅です。基礎・構造とも丈夫で安心できる住まい造りをモットーとしています。
 壁の内や建物内の通風を機械に頼る高気密住宅でこうした事態が発生すれば、とても快適な住み心地は望めません。
 そこで当事務所では、高断熱ではありながら高気密ではない住宅、自然の摂理に逆らわない住宅を目指し、独自の構造によって人間の肌では感知できないほどおだやかな空気の流れを持った住まいを提案しています。
 骨組みは丈夫でなおかつ、外部からの雨や湿気は通さず、四季を通して快適に過ごせるやさしい風の通る家では、壁の中、建物の中も自然に通る空気のおかげで常に適度な乾燥状態を保ち、建物自体の寿命にも好影響をおよぼします。
 自然に学び、自然の知恵を人間の暮らしに活かすこと。
 それが、私の住まいづくりの基本です。