地熱エネルギーハイブリッド住宅 Q&A
Q1  地熱エネルギーハイブリッド住宅とは、どんなシステムですか?
A1 
  1. 基本的には暖房と給湯をするシステム。
  2. 多少効率はダウンしますが、融雪と冷房も同時運転できます。
  3. 地中熱源体対応ヒートポンプ(CH)と石油機器製品(SS)の組合運転です。
  4. CH=電気でメイン運転 80%  SS=石油で補助運転 20%
Q2  地中熱源体対応ヒートポンプ(CH)とは?
A2  一般のヒートポンプは外気から熱を熱交換し圧力により熱をつくりますが、
夏冬通して安定した地熱を熱交換し熱をつくります。
効率が良い為、一般の電気使用量より低く抑えられる。

Q3  どういった暖房方法ですか?
A3 
  1. 基本的に1階は床暖房で2階はパネルヒーター、居間に補助ストーブ設置。
  2. 地中熱での暖房の場合床暖房の温度が50度〜60度。家全体を程よく暖める。
    快適な床暖房の場合70度程の温度が必要の為、
    真冬の場合は居間にFFストーブを補助暖房、微少運転で可能。
Q4  どういった給湯方法ですか?
A4  地中熱源体対応ヒートポンプ(CH)で冬場、夜間2時間の運転です。
場合によっては追焚給湯も必要です。年間給湯の電気代は約12.000円ほど。

Q5  操作性はどうですか?
A5 
  1. やはり他社よりは不便と思います。
    色々改良を重ね着実に操作性はよくなってきました。
  2. 地熱システムの運転と、石油ボイラーのみの運転、兼用運転の3タイプの運転が可能。
  3. メンテナンスの場合や故障の場合などどちらでも操作できるシステムです。
  4. 操作も慣れると面白くなり、エコを実感すると思います。
Q6  メンテナンスに関してはどうですか?
A6  システムはそれほど難しくはないのですが、全体のシステムを把握してもらう事です。
森川建築が全体をメンテナンスします。
その個別設備に関してはメーカーからメンテナンスを願います。

Q7  全体のシステムはどうですか?
A7  1.機械設備室 2.電気設備系統 3.地中パイプシステム 4.暖房システム
5.給湯システム 6.融雪システム 7.エアコンシステム
1〜7の全体システムを把握してもらう事です。

Q8  どんな建物に良いのですか?
A8 
  1. やはり住宅でしょう。
  2. 店舗兼住宅の場合、駐車場の融雪も低コスト低燃費の為、非常にメリットがあります。
  3. 前にのべておりますが、地熱のみでは100%の満足は出来ません。80%ほどです。
    あと20%は化石燃料でおぎなわなければなりません。
Q9  光熱費はどうですか?
A9  40坪〜50坪ほどの住宅で、断熱構造や人数等使い勝手などでも違いますが、各社の資料や独自の計算をしてみました。
あくまでも森川建築の計算ですので、おおざっぱな目安にはなるはずです。

表-3                       
  年間使用量 年間金額
高断熱.高気密住宅の場合のオール電化式住宅
電気:24,000KW
249,000円
高断熱.高気密住宅の場合の灯油式住宅
灯油:1,800L
285,000円
一般暖熱住宅の灯油式住宅
灯油:2,400L
325,000円
高断熱住宅の地熱式住宅
電気:5,500KW
灯油:340L
254,000円

Q10  補助金に関しては?
A10  国(NEDO)からの補助金はあります。年1回申請しその後審査。

Q11  環境問題に関してはどうですか?
A11 
  1. 地球環境を考えています。
    表-3のとおり石油.電気式の場合に比べ年間の消費量が大きく違う事がその答えです。
    量を大く消費するかわり単価を安くする政策がいつまで続くのか?
  2. 室内環境を考えています。
    現在の住宅は光熱費を抑える為、建物を魔法瓶の様な高気密、高断熱、仕様にしています。
    人がいない部屋でも暖房しなければ結露の発生の原因もなり、これでいいのですか。
    その為に計画換気が必要になり、換気能力がいつも100%の稼動でありばよいのですが
    その結果、チリ、ダニ、空気環境の悪化、植物が死滅、そんな住宅環境でよいのですか。
  3. 地中熱住宅は高気密でなくとも光熱費を抑え、地球環境.室内環境にも良いのです。
Q12  どうして地中熱システムを進めているのですか?
A12 
  1. 地球環境と室内環境に良く、省エネだからです。
  2. 秋田の場合、太陽発電は設備投資が大きい割りに効果が少ない。
  3. 操作性の問題がもっと簡単になればこんなに良いものは、ないと思うから。
Q13  地中熱のエアコンにした場合のメリット?
A13 
  1. 一般のエアコンの場合は冬場の外気温が低い時、効率は非常に落ち作動するまで時間がかるが、地熱エアコンは温度が高い為効率が非常によい。( 夏場はその逆です)
  2. エアコンの室外機が無い為、夏場の外部の温風がなくヒートアイランドの問題もありません。
Q14  駐車場、通路の融雪にした場合のメリットは?
A14 
  1. 一般に外部融雪の燃料消費は非常におおきく、今の燃料高では非常に厳しいです。
  2. 地熱システムの併用で現在進めていますが、燃料消費はさほどでもありません。
  3. 現在はせっかくシステムですので、融雪も一緒に施工しております。